おはようございます。クエ美です。
今日のム太郎弁当です。

本日のお弁当メニュー
- ネギチャーハン
- エビチリ
- イカと玉ねぎとパプリカのマリネ
- 小松菜のナムル
- 黒豆煮(市販品)
私の、お弁当を作るときの一つの勝手な目標ですが、メインのおかずが、肉と魚が交互になるように作りたいなと思っています(だいたいです、だいたい)。
ところが、今回はスーパーに目ぼしい魚が見つからず…
どうしようかと悩んだあげく、
海のお友達ということで、海老を入れることにしました。
今日は、エビを調理するときに、ちょっと知っておくと役に立つことを紹介します。
エビのワタはどこにある?
エビは、生で食べても、そのまま皮ごと焼いても、蒸しても、炒めても、
何をしても美味しくて、大好きなのですが、下ごしらえが大変💦
私の中ではちょっとハードルが高い食材です。
下ごしらえといえば、ワタ取りですね。
ワタというのは、ご存じの通り腸管のこと。
この腸の中には、エビが飲み込んだ砂や餌が入っています。
背中側にある黒色の筋が、そのワタ(背側にあるので背ワタ)と呼ばれるところです。
これは、取らずに食べられないことはないですが、生臭さやジャリジャリとした食感で美味しさが落ちるため、取り除くのがベストです。
エビの背ワタの取り方
① 殻をむいたエビの背中側を丸めて持ち、背ワタの下に竹串(爪楊枝)を刺します

② そのまま背ワタをすくうようにして、引き出します

③ 背ワタの先が出てきたら、あとはその先を指でつかみ軽く引っ張ると、背ワタが取れます

※竹串(爪楊枝)で引っ張って取りにくい場合は、背ワタに沿って包丁で切り目を入れて、取り出して下さい

※加熱後にエビが曲がりにくいようにしたい場合は…
① エビの腹側を上向きに置き、節のところで3-4㎜くらいの深さの切れ目をいれます
(エビの大きさにもよりますが、4-5か所くらい)


② 切れ目の入ったエビを、背を反らせるように上から手で押して、ブチブチとスジを切ります
※この時に身を切らないように注意してください
お腹にも似たようなものがあるけれど…
ところで、お腹側にも黒っぽい、腹ワタのようなものがありますよね。
同じ黒だし、お腹だし、取った方がいいかも?と私はずーっと取っていました。
これです↓↓

でも、これ、ワタではありません。
この正体、エビの神経なんだそうです。
言われてみれば確かに、背中側より若干、色が薄いし、
しかも爪楊枝で取ろうとしても、するっと抜けないですもんね。
色があるので、気になるかもしれませんが、背ワタのように臭いや、食感に影響するわけではないので、取る必要はありません。
(もちろん、見た目が悪くなることが気になる場合は取り除いてOKです)
エビは実は、低カロリー・高タンパク質な食材
エビには、タンパク質が豊富。
高蛋白質といえば、鶏の胸肉やササミが思い浮かびますが、海老の100gあたりのタンパク質量は、胸肉やササミにも匹敵するほどです。
また、海老は糖質や脂質が少なく、カロリーがとても低いのも特徴です。
100gあたりの エネルギー(kcal) | 100gあたりの タンパク質(g) | |
バナメイ エビ | 91 | 19.6 |
鶏胸肉 (皮あり) | 145 | 21.3 |
鶏胸肉 (皮なし) | 116 | 23.3 |
鶏ささみ | 127 | 19.0 |
エビの身には、タンパク質の他に、タウリンやビタミンEなどの栄養分が豊富に含まれています。
タウリンは、コレステロール値の低下に働くとされるほか、肝機能の回復を促す効果も期待されています。
ビタミンEは、血行を促進したり、ホルモンバランスを整える働きがあります。
また、細胞膜の酸化を防ぎ、老化の予防につながるのではないかと考えられています。
身だけでなく、エビの殻にも栄養が豊富に含まれており、キチンや、アスタキサンチン、カルシウムなどがその代表成分として挙げられます。
そのため、エビの丸焼きなど、身と殻を一緒に食べられる調理法にするとより効果的です。
エビの殻を食べられる『エビの殻ふりかけ』のレシピはこちらで紹介しています♪

最後に…
今まで、エビ1匹つきに2本(腹側と背側)取っていた私。
その作業が半分になると思えば、
少しはエビの下ごしらえが楽になるような
やっぱり…ならないような( ´艸`)
でも、せっかく高タンパク、低カロリーで栄養素も豊富なエビですから、少しでも無駄な調理時間を減らして、色んな料理に使いたいですね。
エビチリのレシピはこちらの記事に書いています↓↓

ほな、今日も元気にいってらっしゃーい!