おはようございます。クエ美です。
ガッツリ💪豚の生姜焼き弁当。
お店でも、家でも定番の
お弁当メニューですよね♪
でも、家で作ると
お肉が固くなりがちではないですか?
せっかくなら、柔らかくジューシーな
豚の生姜焼きが食べたい‼
そんな方に、今日は
豚の生姜焼きを柔らかく仕上げるポイントを
ご紹介したいと思います。
※トンテキにも使えます✨
1⃣ なぜ豚肉は固くなるの?
2⃣ 柔らかい生姜焼きを作るための下処理ポイント
・豚肉を室温に置いておく
・肉の筋を切る手間を惜しまない
・小麦粉をまぶす
3⃣ 柔らかい生姜焼きを作るための焼き方ポイント
・加熱していないフライパンに肉を並べる
・焼けたお肉は一旦取り出す
4⃣ 最後に…
なぜ豚肉は固くなるの?
まず、豚肉が固くなる原因について。
豚肉は、皆さんご存じ、
たんぱく質が主成分です。
このたんぱく質は加熱により変性すると
中に含まれていた水分や、うまみ成分、
脂肪分が流れ出してしまいます。
この肉汁や水分が外にでてしまうことで、
パサパサっとした固い仕上がりになります。
ジューシーな生姜焼きを作るためには、
豚肉の中の水分をできるだけ出さないように
調理することが大切です。
柔らかい生姜焼きを作るための下処理ポイント
①豚肉を室温に置いておく
豚肉は、焼く30分前に
冷蔵庫から出しておきます。
そうすることで急激な温度変化がなくなり
タンパク質が大きく縮むのを防ぐことができます。
また、室温に戻しておくことで、加熱時間が短くなります。
②肉の筋を切る手間を惜しまない
面倒でついつい飛ばしたくなる作業ですが、
肉の筋を切っておかないと
お肉が反り返ってしまいます。
この反り返って浮いたところが
なかなか火が通らず、加熱時間が長くなり
お肉が固くなってしまう原因になるのです。
そうならないために、豚肉の筋を
脂身から赤身に向けて4-5か所、
切り込みを入れます。
このひと手間で、焼いたときに豚肉が反り返りにくくなります。
今回使ったのは、薄い肉でしたが
それでも肉の反りに違いがありました。
厚めの肉だったら絶対やった方がいいです‼
下の写真の
左側が『筋切りなし』で焼いたもの
右側が『筋切りあり』で焼いたものです。
どうでしょう?
見にくいかもしれませんが、わかりますか?
③小麦粉をまぶす
塩コショウをしたら、豚肉の両面に
薄く小麦粉をまぶします。
小麦粉を付けると調味料が絡みやすくなり
調味料を入れた時に煮詰める必要がありません。
※塩コショウも、焼く直前に!
塩には水分をひきつける作用があるので、
塩を振ってから置いておくと肉の中の水分が
外に出てしまう原因になります。
柔らかい生姜焼きを作るための焼き方ポイント
加熱していないフライパンに肉を並べる
お肉を焼くとき
十分に温めたフライパンに、ジュ~と
音を立てながら入れていませんか?
実はそのやり方は ✖です!
豚肉が急激に加熱されると
豚肉のたんぱく質が大きく収縮してしまいます。
フライパンにサラダ油をひいて
下処理をした豚肉を並べてから、加熱を始めます。
焼けたお肉は一旦取り出す
お肉が焼けたら
いったん豚肉をお皿に取り出します。
そのあと、調味料を
フライパンに入れて煮立たせ、沸騰してから
置いておいた豚肉を戻して絡めます。
そうすることで、加熱のし過ぎを
防ぐことができます。
最後に…
生姜焼きの豚肉を柔らかく仕上げるポイントをまとめておきます。
- 豚肉を室温に置いておく
- 肉の筋を切る手間を惜しまない
- 豚肉に小麦粉をまぶす
- 加熱していないフライパンに肉を並べる
- 焼けたお肉は一旦取り出す
こうして見るとたくさんありますね。
でも、そのほとんどが
皆さんも普通にやられている作業だと思います。
要は、その作業をする
タイミングや順番に気を付けるだけ。
少しの違いで
大きな成果が生まれるなんて…
こりゃあもう、やるっきゃない!!
ですね♪
お弁当の隙間うめとして
こちらのおかずはいかがでしょうか♡