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家づくり

中庭を作ると後悔する?中庭のメリット・デメリット後悔しないためにできることを紹介

こんにちはクエ美です。

中庭はあったほうがいい?ない方がいい?

家づくりの悩みポイントの一つではないかと思います。

中庭があった方が、楽しめることも多いけど、手間がかかるイメージも捨てきれず、私もとても悩みました。

今回は、実際に中庭を作った我が家がメリット・デメリット、デメリットを回避するためにできることを紹介したいと思います。

今日の記事は次のような方に読んでいただきたい記事です↓

  • 中庭を作ることを検討している人
  • 中庭を作ったことを後悔したくない人
  • 中庭のメリット・デメリットを知りたい方

1⃣我が家が中庭を採用した理由

  1. 隣家と距離を取るため
  2. 植物がある暮らしをしてみたかったため
  3. プライベートな遊び場を確保したかったため
クエ美

一つずつ解説していくよ!

①隣家と距離を取るため

まず1つ目は、隣の家が敷地のギリギリに建っていたので、我が家と隣家の間に距離を取りたかったためです。

我が家のような長方形の敷地で距離を取るためには、建物の一部をへこませる必要がありました。

そのへこませた部分を何に使うかを考えた結果、中庭を作ることになりました。

両家の間に中庭が挟まっていることで、視線や音などがお互いに気にならず、ストレスフリーで暮らせています✨

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②植物がある暮らしをしてみたかったため

私は建築当初から、せっかく一軒家を建てるのだから、家に癒しとなる緑が欲しいなと思っていました。

家周りを全部、砂利やコンクリートにするという手段もありましたが、中庭の一部を土の部分にして、木や下草を植えています。

家の中から見ても、1枚の絵画のように見える外の風景にとても癒されます。

③プライベートな遊び場を確保したかったため

3つ目は、時間や周りからの視線を気にせずに子どもたちを遊ばせられるスペースが欲しいと思ったからです。

近くに公園はありますが、小さいうちは親が付いて行かないといけなかったり、夕方には帰らないといけなかったりと色々な制限があります。

また、ミニプールやお家BBQなど公共の場ではできないような体験もお庭があれば楽しめるのではないかと思いました。

2⃣中庭のメリット

  1. 日差しを取り込める
  2. 開放感
  3. 季節を感じられる
  4. 子どもを安心して遊ばせられる
  5. ガーデニングを楽しめる
  6. 小さな家庭菜園ができる
クエ美

一つずつ解説していくよ!

①日差しを取り込める

1つ目は日差しを取り込めることです。

中庭があることで、隣家から距離がひらき、日の光が入ってきやすくなりました。

そのおかげで、中庭と隣接しているリビングやダイニングが、昼間はとても明るいです。

②開放感

2つ目は、開放感が増すことです。

中庭があることで、リビングの窓からの視界が外に抜けていくので、実際よりも広く感じることができます。

また風の通りもよく、とても開放的な気分になります。

③季節を感じられる

3つ目は庭の変化から季節を感じられることです。

植えている木は春から夏にかけて青々とした葉っぱをつけ、秋には紅葉、冬には枝に雪が積もります。

季節ごとに変わる葉や花の色の変化を見るのはとても楽しいものです。

④子供を安心して遊ばせられる

4つ目は子どもの遊び場になることです。

中庭が道路に面していないため、車の心配もありません。

夕方から暗くなるまでの間や、お出かけ前の少しの時間でも遊びたい時に外で遊べて子どもたちの満足度も高いようです。

また、周りからの視界が遮られるようにしてあるためプール遊びもできるし、ピクニック気分で食事もできます。

雪の日はかまくらや滑り台を作って遊ぶなど、遊びの幅がとても広がりました。

⑤ガーデニングを楽しめる

5つ目はガーデニングを楽しめることです。

初めは自分がマメに土いじりができるかという不安もありましたが、何もなかった場所に植物を植え、育てたり手入れをしたり…

手をかけていくうちに愛着も湧いて、作業がとても楽しくなってきました。

週末に時間があると、草木を眺めてお手入れをするという時間がとても贅沢に感じられます。

クエ美

自分好みの雰囲気に仕上げられるというのがいいよね!

⑥小さな家庭菜園としても使える

6つ目は家庭菜園としても使えることです。

中庭の一部スペースを使えば、野菜や果物など食べられるものを育てることもできます。

子供と一緒に育てれば、植物の成長も楽しめ、自分で育てたものを美味しくいただくという食育にもつながります。

3⃣中庭のデメリット

  1. 維持管理が大変
  2. 小動物の通路になることがある
  3. 虫が増える
  4. コストがかかる
クエ美

一つずつ解説していくよ!

①維持管理が大変

デメリットの1つ目は、庭をいい状態で保とうと思うとその維持管理が必要なことです。

草取りをしたり、枯れた葉を切り取ったり、落ち葉を拾ったりと春から秋頃にかけては色々と手間がかかります。

その手入れを楽しめる人ならいいですが、面倒だと感じて何もしないと残念な空間にもなりかねません。

日の当たりを良くするために余分な葉を切り落とすなど、意外と地味な作業が多いものです。

②小動物の通路となることがある

植物のあるところは動物が集まりやすくなります。

とくに家庭菜園をしていて食べられる作物があると、地域によっては害獣が出てくることもあるかもしれません。

我が家の場合は、害獣ではありませんが、近くに住む猫が寄ってくるようになりました。

猫は柔らかい土や砂があるところを好むようで、通り道やトイレとして中庭にいるのを時々見かけます。

③虫が増える

土のある所は動物だけではなく虫も好みます。

花に蜂や蝶が集まる事もありますし、土の中にもダンゴムシやミミズなどの虫がだんだんと増えてきます。

もちろんいい土作りや実の成熟に貢献してくれるものもありますが、室内に入ってきてしまうのはあまり気持ちのいいものではなかったりします^^;

④コストがかかる

中庭のある家は、コの字やロの字、L字などの建物である事が多いので、四角形の家と比べて建築費用が上がることがあります。

また、せっかくの中庭だからウッドデッキを作りたい、タイルで仕上げたいなど色々と希望が出てくるもの。

中庭をおしゃれにしようと思えば思うほど、庭自体のコストもアップしていく可能性があります。

4⃣中庭で後悔しないために気を付けること

  1. 植栽の種類
  2. 日当たりを考える
  3. 周りからの視線
  4. 目的に合わせて機能性を高めておく
  5. 庭にかけられる予算を考えておく
クエ美

一つずつ解説していくよ!

①植栽の種類

まず、庭の印象を決めるのに木の雰囲気はとても大切です。

木の形、葉っぱの量、花の有無などそれぞれの特徴から好みのものを見つけ、その後で草花を選んでいくのがいいと思います。

また、お手入れ面でも気を付けておきたい事が一つあります。

それは葉っぱが落ちることです。

毎年、落ちた葉っぱを拾うのは結構な労力ですし、隣が近い場合は飛んだ葉でトラブルにもなりかねません。

我が家はそれを考えて落葉樹は避け、常緑樹のシマトネリコを選びました。

ところが、常緑樹でも葉っぱは落ちるんです💦

調べが足りなかったと反省している点でもあります。

手間が増えて、「中庭なんて作らなければよかったー」と後悔しないように植物選びは自分たちでも下調べをするといいかもしれません。

②日当たりを考える

植物は種類によって必要な光の量が異なります。

そのため中庭を作るにあたって、日当たりがどのくらいあるのかを見ておくことはとても大切です。

日当たりが良ければいいというわけではありません。

日差しが強すぎると夏は直射日光で植物が枯れてしまうこともあります。

反対に日射時間が短くても育つ植物や、日陰を好むものもあります。

日がいつ、どの時間帯に当たるかを調べてから庭作りを始めると、庭の植物選びには失敗しにくいです。

③周りからの視線

周りからの視線の有無にも注意が必要です。

『ロの字』の建物の中庭であれば問題ありませんが、『コの字』や『L字』の建物では隣家と接しているところに中庭が来ることがあります。

近所から丸見えのところだと、子どもを遊ばせる時も、BBQなどをする時にも視線が気になりプライベート感が少なくなります。

中庭の場所を選ぶ時に周りの建物や配置、窓の位置確認しておきましょう。

ちなみに…中庭が隣家と隣接することが分かっていた我が家は、視線が隠せる高さの衝立(ついたて)を予め設置してもらいました。

④目的に合わせて機能性を高めておく

中庭を作る目的によって、必要な設備などを予め検討しておくと「こうしておけばよかった…」という後悔が減らせます。

例えば次のようことです↓

  • BBQがしたいから中庭とキッチンを近くに配置しよう
  • 庭でホームパーティーをするためにコンセントを作っておこう
  • ガーデニングがしたいから物置が近くに欲しいな
  • スケートボードがしたいから下はコンクリートがいい
  • 家庭菜園をしたいから土のある中庭にしよう

必要なものが必要な所にあると、とても満足度の高い庭になると思います。

例:中庭に設置したコンセント↓

コンセント位置についてはこちらに詳しく書いています↓

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⑤庭にかけられる予算を考えておく

先ほど、中庭のデメリットの所でも述べたように、中庭を作ると建物の形状や庭自体にコストがかかることが考えられます。

新築の時は建物ファーストで、外構のことが後回しにされがちです。

希望の中庭に近づけるためには、予め外構にかけられる費用も考えておくことが必要です。

5⃣最後に…

今回は中庭を作った我が家が考える、メリット・デメリット、そして後悔しないために気をつけておくべきことについて書きました。

色々なデメリットも書きましたが、私は中庭を作って土いじりの楽しさを知ったので中庭を作ったことに後悔は全くしていません。

ただ、もっと注意して作っていれば、落ち葉が隣家に入る事を気にしなくて良かったり、猫の糞に困ることもなかったかなと思ったりもします。

この記事がこれから中庭作りを悩まれている方の参考になれば嬉しいです。

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