こんにちはクエ美です。
お家を建てる時、必要か必要ではないか、使ってみないとわからないというものが結構あったりしますよね。
今まで実家や賃貸で当たり前にあったものが、無くなった時に不便に感じるのではと不安になる気持ち…わかります(´;ω;`)
とりあえず全部つけておけば、後悔しないのかもしれないけれど、予算が決まっているから無駄には採用したくないというのが皆さんの本音ではないでしょうか。
そんな方に、今日は私が思う「新築にはなくて良かった」と思うものを紹介していきます。
『それだったら、確かにうちにもなくてもいいかも』と思った方は、採用するのをやめて他のこだわりポイントにその予算を回すのが得策です。
もちろん生活スタイルによっては、紹介する物が必要だという方もおられるでしょう。
そんな方は『こんな意見もあるのだな』と受け流してください。ヨロシク~✋
新居に無くても困らない。我が家が採用しなかった設備
キッチンのオイルガード(油はねガード)
当たり前のようにキッチンについてる油跳ねを防止するためのプレート。
選ぶのは高さが低いやつか高いやつかということ。
でも、オイルガード(油はねガード)って掃除するのが大変なんですよね。
透明のものって汚れを拭くとクスむしね。
しばらく使用していて、いらなくなり、
[付いていたものを取り外しましたー!]って人もいるけど、それをすると天板にビス穴が残ります。だから私は、最初から思い切ってそのガードを付けないという選択をしてみました。
キッチンメーカー(クリナップ)に要らないことを伝えて作ってもらったから、コンロ前もビス穴なしのツルツル~
油料理をしても、意外とここまでは油は飛んできていません。(むしろ前面よりも横によく飛んでいる^^;)
それでも、心配な場合はこれを使ってカバーすることもできます。
このカバーなら、必要な時だけ出せばいいから、キッチンがいつもスッキリ。
手軽な代用品があるものは、付けなくても何とかなります。
※我が家はこれの黒色を使っています。
キッチンの間接照明
キッチンの間接照明。憧れますよね✨(私だけ?!)
キッチンにこだわっていた私はすごくつけたかったんです。
インスタやピンタレストを見てても、かっこいいな、いいなって思います。
でも、実際に住んでみて思ったのは、オシャレ照明系のスイッチ、ほぼ付けない😨
電気代かかるし、家族しか見てないし。
来客とかあればつけるかもだけど、うちに来客はほぼいないんだった、と気づいてしまいました。
インスタに写真を投稿する時なら、付けて撮影してたかも( ´艸`)
でも私の場合は、きっと間接照明をつけるの、年に数回だっただろうなって思うのです。
あの時は憧れを実現したい、という建築ハイ気味だったかもとさえ思っています。
(え?負け惜しみじゃないですよ。笑)
キッチン吊戸棚
キッチン用品の収納場所がどうしてもここしかない、と言うのならもちろんつけるべきなんですが…
実家でも賃貸でもあったけど、私にとっては使い勝手が悪すぎた収納No.1が吊戸棚。
台がないと届かない、ササっと出し入れできない収納って、使い勝手が悪いんです。
賃貸で、引っ越し当時に入れたもの、退去の時にそのままの状態で発見するという体験を何度もしてきました。
吊戸棚にしまった物って、そもそも要らない物だったんじゃない?
不要なものを捨てるのが先決で、使いやすい所に収納はあるべきだと思うのは、ただ単に私の身長が低いからなのでしょうか(;´∀`)
床下収納
以前住んでいた賃貸には、床下収納がついていました。
収納場所が増えるという点では、良かったのですが…正直とても使いにくかったです。
まず、蓋が重くて、取り出すのに一苦労。
手の指や足の指を挟みそうになりながらの作業になります。
しかも、それほどたくさんのものは入りません。
床よりも低い位置にあるので、腰への負担もとても大きいです。
床下収納のある場所の上には、物を置くことができないので、設置場所が限られるという難点もあります。
もしつけるとしたら、どこにどんなものを入れる目的で作るのかということをしっかり考えた上でつけたほうがいいなと思い、我が家ではそれが思いつかなかったため、設置をやめました。
収納のドア
各部屋(各収納)に1つドアがあるというのが、今まで住んできた家(賃貸含む)では当たり前でした。
でも、ドアがない方がお金の面だけでなく、良い事がある場合もあるんです。
例えばパントリー。
パントリーって、物を取りに行くのに何度も行き来をする場所です。
しかも、掃除機やホットプレートなど、比較的重くて大きい物も頻繁に取り出します。
ドアがないと、運搬がとてもスムーズです。
片手で物を持ちながら、片手でドアを開けるという作業がなくて済みますから。
もちろん、そのパントリー収納が人目に付くところにあって、隠したいのならドアは必要ですが、そうでないのなら、思い切って収納のドアを無くしてみるという選択肢があることを、頭の片隅に置いておいてもいいかもしれません。
ちなみにパントリーは、電気をセンサー式にしておくと、さらに使いやすいものになります。
お風呂のもろもろ
お風呂は壁や床に何もないのが断然、掃除が楽になります。
正直、シャワー以外何もいらないのではないかと思っています( ´艸`)
なぜなら、代わりになるものがたくさん販売されているから
シャンプー類だって、その容器自体が壁につくから置き台がいらないですし
お風呂の蓋も、家族の入浴時間がずれてきて必要な時期になれば、これを取り付ければあっという間に設置できます。
我が家はシャワーフックを付けてしまいましたが、これも後付けでよかったと思っているところです。
このように、手ごろな価格で、必要な時期に取り外し可能な代用品があるので、必ずしも建築時に付けておかないといけないという訳ではなさそうです。
子どもの背の高さはどんどん変わるから、つけ外しができると、成長にも合わせられるよ~
お風呂の窓
お風呂の窓が必要なかったのは、主には、窓掃除が増えるのを回避したかったのと、防犯のためです。
お風呂の窓は、無くて全く後悔していません。
詳しくはこちらの記事に書いています。
多すぎる窓&換気しない所の開けられる窓
私の実家は、壁がないのではないかと思うくらいの窓がたっぷりあるお家でした。
だから、窓はたくさんあると気持ちいい~というのも、とてもよく分かります。
でもそれは、春や秋の季節がいい時、しかも晴れの日に限ってです。
そんな日は1年に何日あるのかなと考えると、それほど多くはありませんでした(もちろん地域にもよります)。
それなら我が家は、窓は必要最低限にして、快適さ(気密断熱)をとりたいと思いました。
窓を減らしたことで、部屋が暗くなるのは困るので、もちろん、光の入ってくる南側は多めに、北側の窓を極力減らしていくといった感じに調節しています。
さらに、隣家が近くてほぼ開けないであろう窓を、開けられる窓にするのは、防犯上も金額上も断熱性もマイナスです。
開けない窓は、フィックスにする勇気をもつことも大切です。
浴室乾燥機
浴室乾燥機をヒートショック対策や、夏場ののぼせ防止、カビ予防のためにも使うのであれば、とても有用なものだと思いますが、洗濯物を干すためだけに設置しようとしているのなら、あまり必要ないのではないかと思ってしまいます。
なぜなら、子育て世代の家族には干す場所が狭すぎるからです。
以前、浴室乾燥機付きの賃貸にも住んでいて、使用していたことがありますが、浴槽幅の短い物干しさお2本では、とても4人分の洗濯物を干しきれませんでした。
また、設備費用もさることながら、ランニングコストも1回乾燥するのに100円オーバーと意外とかかります。
1日に1回ならまだしも、1回で干しきれずに何回かに分けて乾燥させていては、電気代もばかになりません。
乾燥するまでの時間も数時間かかり(浴槽が濡れていればもっとかかる)、部屋干しをして除湿器や送風機、エアコンを使用しているのとそれほど乾燥時間が変わらないと思ったのも、浴室乾燥機にあまりいいイメージを持っていない理由です。
ベランダ
賃貸の時は当たり前のようにあったベランダですが、洗濯物を部屋干ししている今は、全く用途が思い浮かびません。
庭のないお家なら、そこで小型のプールを置いたり、キャンプ風にしたり、バーベキューやお茶をしたりと楽しむ用途がたくさんあります。
その場合には、ベランダ(バルコニー)をかなり広く設定する必要があります。
なので、ここでいうベランダは、洗濯物を干すためだけのスペースです。
洗濯物は必ず外干しがいい!という方は別ですが、共働きが増えて、意外と室内干しにされている方も多いのでは。
そのような方は、ベランダを作らないという選択をしてもいいのかなと思います。
玄関の洗面台
これは、コロナの影響もあり、とても流行った間取りです。
我が家も一度検討はしましたが、我が家の帰宅動線を考えると使わなくなることが予想されました。
具体的には、
- 帰宅時は荷物が多く手が空いていない
- 荷物を置いて手を洗って、再び荷物を持てば、ばい菌が付着する
- 全館空調で開けっ放しなので、ドアを触らず洗面所に行ける
- 来客が使うことがない
などです。
詳しくはこちらに書いています。
最後に…
今日は、私がつけなくて問題ないと思った設備とその理由について書きました。
これらのほとんどが、新築時に急いでつけなくても、代わりの物や代わりの場所で代用できるものな気がします。
付けようと思っているものが、本当にそれでないといけないのか、どうしても必要なのか。
もう一度考えるきっかけになれば嬉しいなと思います。
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