こんにちは。クエ美です。
冬になると深刻化する
かかとのガサガサ👣
ストッキングやタイツを履くときにパリパリパリ⚡
布団に入る時もなんだか引っかかる⚡
こんなことありませんか?
はい、それ少し前の私です(^^;
なんとなく気にはなっていても
靴下を履くから見えないし…
痛みもないし…
と顔や手のケアより優先度が
低くなってしまうことが多い部位
なんですよね。
でも、かかとは体の中でも
特に乾燥しやすい部分!
きちんとケアしてあげないと
どんどん悪化していきます。
放置していれば
ひび割れや亀裂、タコやウオノメなどの
足裏のトラブルのもとにもなりかねません。
そこで、ちょっとここらで本腰あげて
真剣にかかとと向き合ってみることに。
薬の知識を生かして
かかとを綺麗にする
ベストな方法を模索しました。
それは…
- 尿素クリーム塗布
⇩⇩ - 尿素クリーム・保湿クリーム塗布
⇩⇩ - 保湿クリーム塗布
同時にラップ療法を併用すること
できることなら1日に数回塗る方が
もちろんキレイにもなりますが
そこまでかかとだけに時間を
かけられる人は…かかとモデル以外
いないはず( ´艸`)シランケド
と言うわけで
1日1回お風呂上りのみのケアで
やっています✨✨
自分のかかとで実践してみた結果も
載せています。
合わせてご覧ください。
(決して綺麗なかかとではないので、
不快に思われる方はそっとページを閉じてくださいm(__)m)
なぜかかとは乾燥するの??
かかとは、顔や手 以上に
よく乾燥していると思いませんか?
実はそれには理由があるんです。
① 皮膚の厚さ
足の裏は、体重を支えたり、
毎日の歩行や靴の刺激から身を守るために
自然と厚くなります。
その違いは、他の部位の角質層が
角層細胞15層ほどの重なりなのに対し、
かかとは角層細胞が50層ほど。
角質層が厚くなると、体内から
浸透するはずの水分が行き渡らなくなり
乾燥しやすくなるのです。
また、角質層が厚い分、
ターンオーバーにも時間がかかり、
顔の皮膚では約28〜56日で
生まれ変わるのに対して、
かかとは90~120日もの期間を
要すると言われています。
一度乾燥すると元にもどるまでに
時間がかかるのも
乾燥が続く理由の一つです。
② 皮脂腺がない
皮膚というのは、
汗による水分と皮脂による油分によって、
その潤いを保っています。
(そのほかにも、天然保湿因子や
細胞間脂質などのバリア機能の
働きによって潤いを保っています)
しかし足の裏には
汗を出す汗腺は存在するものの
皮脂を作り出す皮脂腺は存在しません。
そのため、油分が不足しやすい部位であることも、乾燥の原因となっています。
また、足は汗腺の数が多く、汗をかきやすい場所です。
汗は水分の蒸発を促すのでこれも乾燥の要因になっています。
③ ターンオーバー※の乱れ
健康な皮膚は
正常な期間で自然に生まれ変わり、
角質細胞が規則正しく並んでいます。
しかし、乾燥により
肌荒れを起こしている皮膚は、
ダメージを早く回復しようとして
通常よりも早い期間でターンオーバーを
完了させてしまうため、角質細胞が
十分に成長することができません。
十分な期間を経ずに成長した角質細胞は、
肌を丈夫にする保湿成分も十分になく
もろい状態です。
そうなると、乾燥肌はもちろん、
バリア機能の低下ももたらし
外部刺激などに敏感な肌になります。
また、未熟な弱い状態の肌を
カバーしようと、ターンオーバーが
より早くなってしまうことがあり
悪化するといった悪循環になります。
反対に、冷えによる血行不良や、
加齢により、肌のターンオーバーが
遅いことが原因になることもあります。
ターンオーバーが遅くなると、いつまでも
新しい肌に生まれ変わらず
古い角質が蓄積されるため、
かかとの皮膚がどんどん厚くなり
ガサガサになってしまうのです。
※ターンオーバーとは…表皮の一番下にある基底層では常に新しい皮膚細胞が作り出され、古い細胞(角質)は下から押し出されるようにして、やがて垢となって剥がれ落ちます。この一連の新陳代謝のことをターンオーバーと言います
かかとのケアには3ステップで対処!
この記事を読んでくださっている方の中には
かかとに古くなった角質がたまり、
硬くなったり、ザラザラになったり
溝が深くなっている方も
おられるのではないでしょうか?
古い角質には保水力がありません。
いきなり保湿クリームを使っても
なかなか浸透していかないのです。
そこで!
こちらの3ステップ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
ステップ1 尿素クリーム
いきなり保湿クリームを使うのではなく、
まずは尿素配合のクリームで肌の状態を滑らかにしていきます。
商品によって尿素の配合割合が異なります。
医薬品では20%、医薬部外品では10%程度の尿素が配合されていることが多いです。
かかと用クリームでは尿素の%濃度の違いは、『角質軟化作用』に影響します。
一般的に尿素濃度が高いほど角質をやわらかくする働きは大きくなります。
かかと(ひじ、ひざ)などの硬さやガサガサを改善したい場合には、尿素10%より20%配合の物を使用した方が効果的です。
ステップ2 尿素クリーム+保湿クリーム
ガサガサや深いしわが改善され
触った時のザラザラ感が少なくなってきたら
保湿クリームに切り替えます。
この時に、まだ硬さやガサガサが
残っている所には尿素クリームを
ガサガサしていない所には
保湿クリームをというように
部位ごとに塗り分けていきます。
肌の状態を毎日確かめながら
尿素クリームを塗る部位が
少しずつ少なくなることを目指します。
ステップ3 保湿クリーム
触った時に、全体がガサガサしなくなったら
保湿クリームのみにして長期的に継続します。
さらに
同時進行で…
ステップ1,ステップ2、ステップ3
どの段階においても
クリームを塗った後に、ラップ療法をします。
かかとに食品ラップを巻いてもいいのですが
歩いたらずれて、動けなくなるので
代わりになるもので覆います。
今回、使ったのはこちらの商品↓↓
ダイソーの『シリコーン かかとパック』です。
尿素クリームや、保湿クリームを塗った後に
こちらのシリコンカバーをつけておくと
とてもしっとりします。
しかも、上から靴下を履いておけば
少しぐらいなら
ウロウロしても大丈夫です✨
私は、クリーム塗布後
このシリコンカバーを
30分ほど付けておいて
寝る前に脱ぐという感じでやりました。
1か月間 実践した結果
まずは…
何もしていない時のかかと
こんな状態で、溝も深くなっているので
クリームを塗っても
多少、しっとりするだけで
溝がとても目立ちます😅ヒドイ
でも、安心してください(笑)
それが1か月後にはこうなりました。
クリームを塗る前の写真です↓
継続することで
かかとのガサガサが徐々に改善されていきました👍
かかと美人への道
それでは
自分のかかとで実践してみた経過を
紹介していきたいと思います。
※結果の比較は、
お風呂上り後、クリームを塗る前に
写真を撮って比較しました📷
(クリームを塗ってすぐは、改善したように見えて当然なので)
まずはステップ1
尿素クリームでの治療結果です。
day 0 ~ day 10
まだ白い色は残るものの
尿素クリームを塗り始めて1週間ほどで
触った時のかかとのガサガサ改善される部位が増えてきました。
そこでここからは、ステップ2に移行!
硬さが残る部分には尿素クリームを
その他の所には保湿クリームというように
尿素クリームと保湿クリームを併用していきました。
day 11 ~ day 15
かかとの外側の肥厚も だいぶ
触った感じが柔らかくなってきました。
心なしか、白かった皮膚も少しマシになってます👏
ここからは、ステップ3
保湿クリームのみにして継続しました
day 16 ~ day 30
ガサガサが戻ることなく、
いい状態を維持することができました。
今回使用したクリーム
尿素クリーム
・ケラチナミン(興和株式会社)
皮膚の厚い、かかと、ひじ、ひざ以外に
手にも使用できる手荒れ・角化症の治療薬です。
第3類の医薬品でドラッグストアなどで
購入することができます。
ネットでも買うことができます↓
(チューブタイプ 30g入り)
家族で使用されるなど
量が多い方がいい場合は
ボトルタイプ(60g入り、150g入り)もあります↓
他にも尿素を20%含む医薬品には
次のようなものがあります。
・フェルゼアHA (ライオン株式会社)
・メンタームU20クリーム(近江兄弟社)
・メンソレータムやわらか素肌クリームU(ロート製薬)
肌が弱い方などで
尿素の濃度を低めにしたい場合は
効果は多少落ちますが
10%程度のものにされてもいいかもしれません。
・フェルゼアM (ライオン株式会社)
・尿素10%クリーム
・ドクター・ショールかかと用保湿クリーム(尿素15%)
保湿クリーム
・ニベア
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸AI、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
保湿クリームは多くのお家に
あるかな?と思われるニベアを使用しました。
その他、尿素を含まない
かかと用クリーム等でもいいと思います✨
・ももの花 薬用フットクリームC
酢酸トコフェロール※1、アラントイン※2、アロエエキス-1、ビタミンCテトラヘキシルデカン酸、オリブ油、ワセリン、パラフィン、小麦デンプン、メチルフェニルポリシロキサン、流動パラフィン、スクワラン、香料、青1、黄4
・なめらかかと スティック
ワセリン、ヒマシ油、スクワラン、オリーブ油、セレシン、ミツロウ、セタノール、マイクロクリスタリンワックス、ベヘン酸、キダチアロエ葉エキス、コメヌカ油、BHT、酢酸トコフェロール
・かかとにうっとりするくりーむ
ホホバ油、植物性スクワランオイル、ハイブリッドヒマワリ油、キダチアロエ-2、トコフェロール(天然ビタミンE)、ヒノキチオール、エタノール、水、グリセリン、カリ石鹸素地
・リスブラン 薬用フットクリーム
グリチルリチン酸2K※3、カモミラエキス-1、酸化Zn、ミリスチン酸オクチルドデシル、親油型ステアリン酸グリセリル、濃グリセリン、ステアリン酸、サラシミツロウ、ヒマシ油、ステアリン酸PEG、ジステアリン酸PEG-1、流動パラフィン、POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、1,2-ペンタンジオール、AMP、塩化Na、水、無水ケイ酸、タルク、塩化Al、POEステアリン酸アミド、ベンガラ
主な成分の働き
※1酢酸トコフェロール…皮膚の血行を促すことにより、皮膚の新陳代謝をよくします
※2アラントイン…傷の修復を助けます
※3グリチルリチン酸2K…抗炎症作用があります
尿素配合クリームを使う時の注意点
① ひび割れやあかぎれの場合には逆効果になることも
尿素配合クリームはヒビやあかぎれといった症状が出ている人には向いていません。
そのような症状がある時に使用すると尿素の刺激により痛みを感じる可能性があります。
② 10代の若い肌には向かないことも
尿素は角質が堆積したガサガサした肌を柔らかくする効果はありますが、まだ若い肌は角質が少なく肌も柔らかいので尿素クリームを使うと乾燥や痒みなどがでることがあります。
また、小さいお子さんへの使用を控えるように注意書きがある商品もあります。
必ず、説明書を確認して、その指示に従って使用してください。
③ 症状が改善されたら使い続けず、保湿剤に切り替える
尿素には、角質を柔らかくする効果はある一方で、使い続けると角質を分解し続けて肌のバリア機能が未熟になってしまうことがあります。
症状のある部分にだけ使用し、改善が見られたら
使用をやめ、長期使用にならないように注意してください。
最後に…
今回は、ガサガサかかととおさらばする
”かかと美人になる方法”を紹介しました。
皆さんのかかとは
どうですか?
かかとがガサガサしてませんか?
ストッキングが引っかかりませんか?
かかと美人は
1日にしてならず。
ターンオーバーから考えて
ケアを3‐4か月継続する必要があります。
暖かくなって
サンダルになる前に…❣
始めるなら…今でしょ👐(古💦)
私もまだまだ改善の途中段階。
これからも継続して、夏頃には
より かかと美人になれるよう頑張ります💕
皆さんも一緒に頑張りましょ〰( ´艸`)
※保湿を続けても改善しない場合は、別の皮膚疾患が隠れている場合があります。
そのままクリームを塗り続けず、専門の医師に相談してください
保湿剤の塗り方を紹介しています↓