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家づくりのコツ

新築の窓選び!失敗や後悔しがちな6つのポイントとは?

こんにちはクエ美です。

新築を計画している時に、素人の私は内装などを選ぶのに夢中になっていましたが…。

建ててから意外と重要だったのではないかと気づいたのが、今回のテーマである『窓』です。

窓については、失敗したなという点もありますし、設計士さんなどプロのお陰でそれを逃れられた部分もあります(人”▽`)カンシャ

どちらにしても、窓の失敗は家の壁に穴があいてしまっているので、後では直す術がほとんどなく、なんとなーく誤魔化しながら生活するしかなくなるのです。

そんな大事な窓選びの注意点を、今回は我が家の失敗談、成功談を交えて紹介したいと思います。

これから新築を計画される方は、同じ失敗をしないようにぜひ気を付けて窓選びをしてみてください✨

こんな窓選びは失敗しがち!

お隣さんとこんにちは

窓は、外の景色を眺められる場所✨

ですが…

反対に、外から家の中を見られる場所でもあります。

特にお隣さんと向かい合った窓を設けてしまい、外を見るたびに

「あ、ど~も~(;´∀`)」

なんて、気まずい事にはなりたくありませんよね💦

既に隣が建っている場合は、隣の家の窓の位置を避けることができます。

でも、隣と同時期もしくは隣の方が後で家が建つ場合、隣の家の窓と自宅の窓ができるだけ重ならないように考えておく必要があります。

そして、これは我が家の失敗談ですが…(゚Д゚;)

我が家の場合、設計段階で隣の家が建つことは決まっていたので、お隣さんと目線が合わないようにと、隣接する方の窓は天井に近い位置に設けました。

ところが隣の家が建ってみれば、1階・2階がほぼ全面窓の拭き抜けで…。

2階の窓から我が家の部屋の中が窓ごしに覗ける形に👀

なんとなく気になるので、結局、我が家は結局すりガラス様のシートを貼って対処することになりました。

こんな例もあるので、気を付けたとしても、隣にどんなお家が建つかは建ってみないと分からないといってしまえばそうですが💦

とはいえ、隣家と向かい合う壁のど真ん中に大きい窓を備え付けていると、避けきれないケースもあるのでやっぱり注意しておくべきです。

あらかじめ隣が近い側の窓は摺りガラスを選ぶという手もあるかもしれませんね。

窓の種類はハウスメーカーの標準

窓の事はよく分からないのでお任せで…は絶対禁句です🙊

よく分からなくても、自分たちの新居での生活をイメージして、どんな窓がいいかを考えてみることをオススメします。

まずは各窓の目的を明確にすることです。

窓の目的は主に

  • 換気
  • 採光
  • 眺望
  • 出入り

の4つです。

そして、換気したい場所なら開けられる窓

採光や日射が必要なだけならフィックス窓

人が出入りするなら足元までの大きな窓

と選ぶべき窓の種類も変わってきます。

開ける予定がないのに開閉式の窓を採用するのは、防犯上も、断熱・気密性を上げるためにもデメリットが大きくなります。

実際に私が新しい家で生活してみて、24時間換気システムを導入していることもあってか、住み始めてから窓を開けることは、ほとんどありません。

1階については、開閉できる窓を選んだのは、中庭に出るための窓と、換気のために対面上に設けた2か所の窓だけです。

他は全て開けられないフィックス窓ですが、特に後悔はありません。

開けない窓にしたことで、網戸の設置も必要なかったのでそれも良かったなと思っています。

日当たりを重視しすぎる

新築に求めがち明るいリビングや開放感のある部屋、憧れますよね👏

でもそればっかりを考えていると、建ててから後悔する場合があります。

例えば、リビングの窓が大きすぎて、外から家の中が丸見えになってしまったり…

寝室の窓が大きすぎて、夏暑くて、冬寒い部屋になってしまったり。

クエ美

これでは住み心地のいい家とは程遠い💦

日当たりを考えて大きな窓にするなら、次項に書く「窓の性能」も同時に考えるか、ハニカムシェードや遮蔽するものを付加するなど、なんらかの対策が必要です。

ハニカムについてはこちらの記事に書いています↓

ハニカムスクリーンのメリットとデメリットを紹介。電動で後悔しないために気を付けることとは こんにちはクエ美です。 冬に暖かく、夏に涼しい家を実現するためには、家の気密性・断熱性能がとても重要です。 特に住...

窓の性能にこだわらない

以前住んでいた賃貸での、窓枠がアルミサッシ、窓がシングルガラスの家。

冬は暖房をかけていても冷気が入ってきて寒い上、その寒暖差の影響を受け、結露してしまい窓やカーテンがビショビショでした。

夏も、エアコンを切るとあっという間に熱くなる部屋🥵

電気代もかかりエアコン効率も相当悪かっただろうなと思います。

窓の性能は、見た目はそれほど変わらなくても、快適性が全然違います。

我が家が新居を建てる時、樹脂サッシとトリプルガラスを採用して、まず結露というものを見なくなりました。

そして、窓の側にいてもそれほど冷気を感じることがありません。

感動のクエ美

窓の違いは思った以上に大きい!!

樹脂サッシは一般的に、断熱性が高い、結露しにくいと言われています。

それにさらに、窓ガラスもペアガラス、トリプルガラスなど性能の高い物にすることで、リビングなどに大きい窓を採用しても外気の影響を受けにくくなるはずです。

壁は全て窓かドア

換気のため、採光のため…とあれこれ考えて窓をつけたら、気づけば家の壁が全部埋まってしまっていた!というのもよくある後悔の1つです。

特にリビングは、ダイニング、トイレ、洗面、階段など色んな部屋と繋がっていることが多く元々、壁がなかったり、あってもドアがある壁が多いような気がします。

そこに採光のため、換気のためと窓をつけていくと、「何もない壁」が無くなっていることに住み始めて気づくのです。

壁がないということは、家具を置こうと思っても置き場所にとても困ります(^^;)

我が家も危うく壁無しリビングになりそうでしたが…

1か所、窓を省いてもらったことによって、なんとか何もない壁を作ることができました。

何もない壁のお陰で、家具が置けるだけでなく、絵やイベントごとの飾りつけをする余白ができたので、ちょっとした楽しみが増えました♡

※イメージ図

固定概念でとりあえずつける

今までの住み慣れたお家(実家など)の経験から、窓があるのが当たり前だと思っている場所がありませんか?

例えば、お風呂やトイレ、玄関、勝手口など。

今まであったから、「とりあえず付けておこう」は後悔のもとになりがちです。

要らない窓を付けないように、必要な窓を無くしてしまわないように、一つ一つ検討が必要です。

トイレ

トイレは我が家は窓をつけませんでしたが、特に後悔の無かった場所です。

トイレの窓を付けるメリット・デメリットしては以下のようなことが挙げられます。

トイレ窓なしのメリット
  • 防犯面
  • 掃除の箇所が少なくて済む
  • 収納棚が作れる
  • 間取りの自由度があがる
  • 冷気や暖気の出入りを防ぐ
  • コストダウン
トイレ窓無しのデメリット
  • 植物が育たない
  • トイレが暗くなる
  • 開放感は低い

トイレは窓無しで後悔する?窓なしトイレの我が家がむしろメリットだと思う理由 こんにちはクエ美です。 トイレの間取りを決める時の悩みポイントの一つ、窓をつけるのかつけないのかという問題があります。 ...

お風呂

お風呂についても我が家は窓をつけませんでしたが、特に後悔の無かった場所です。

窓を付けなかったのは以下の理由のためです。

  • 夜に入るので採光が不要
  • 外の綺麗な景色が見れる間取りではなかった
  • 窓を開けて換気しない(換気システム)
  • 窓掃除が大変
  • 暖かさを重視したい
  • 防犯面
  • 費用面

ただし、次のような方だと、窓を付けないと後悔する可能性があるのかなと思います。

  • 日中に入浴することがある人
  • 自然風に当たりながら入浴したい人
  • 開放感を求めている人

窓なしのお風呂で後悔なし!窓ありが向いている家とは? こんにちはクエ美です。 新居を建てる時に、考えたことのひとつ… お風呂の窓は必要?必要ではない? もしかした...

勝手口

勝手口についても、だだっ広いお家ならつける必要があったかもしれませんが、我が家のようなこじんまりとした家には必要がないと思い付けませんでした。

勝手口は付けたものの使わなかったと後悔している方も多いので

  • 勝手口から駐車場へのアクセスがいい
  • 勝手口からゴミ捨て場が近い
  • 勝手口からお風呂に直行できるルートができている

などの必ず使う動線・目的がないと、使われなくなる勝手口になる可能性が大きいのかなと思います。

玄関の窓

明るい玄関に憧れていた我が家は、窓を付けたかったのですが、間取りの都合上付けられなかった場所です。

詳しくはこちら↓↓

玄関に窓は必要?つけられなかった我が家はこうして採光。実際の明るさを写真で紹介 こんにちはクエ美です。 パーッと光が入る明るい玄関… とっても気持ちがいいですよね✨ ...

なくてもスリット入りの玄関扉になどの工夫によって、不便なく生活はできていますが、付けられるなら、より明るくなり気持ちのいい玄関になっただろうと思います。

そして、防犯面や家の断熱性を考えたら、私は開け閉めできない窓にしていたかなと思っています。

最後に…

今回は、失敗や後悔のもとになる窓選びについて紹介しました。

これから家を建てる方が、我が家と同じ失敗をしないようにぜひ参考にしていただけたらと思います。

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