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家づくりのコツ

玄関手洗い。人気の間取りを我が家が採用しなかった理由。

こんにちはクエ美です。

お家にも時代の流れがあって、人気の間取りと言うものがあります。

回遊動線
ランドリールーム
パントリー
独立洗面
玄関手洗い
勾配天井

その中でも、コロナウイルス感染症が拡大して、より人気に拍車がかかったのが、『玄関手洗い』ではないでしょうか。

帰ってきてすぐに手が洗えるので

  • 手洗いの習慣がつく
  • 外の泥汚れを家の中に持ち込まずに済む
  • ウイルスを減らしてから室内に入れる

ということで、採用する人がぐーんと増えました。

私が家を建てた時は、コロナ真っ只中。

もちろん我が家も玄関に洗面台を作るかどうか、一度は検討をしましたし、便利だとも思いました。

でも、結局は採用していません。

今日は、我が家が人気上昇中だった玄関手洗いを採用しなかった理由について書いていきたいと思います。

そして、それが全ての人に当てはまるわけではないので、玄関手洗いの採用を検討した方がいいのはどんな人なのかについても、考察していきたいと思います。

我が家が玄関手洗いを採用しなかった理由6つ

①帰宅時に洗う手があいていない

まず、帰宅した時の様子を頭の中でシュミレーションしてみました。

私が仕事やお買い物から帰ってくるとき、手ぶらで帰ってくることはほぼありません。

片手には仕事の鞄やお買い物バッグ、もう片方の手にはポストから取った郵便物や車内のゴミ…。

クエ美

洗うための手が空いてないんだよね💦

結局、仕事鞄はファミリークローゼット、買い物バッグは冷蔵庫の近く、郵便物はダイニングテーブル(もちろんゴミはゴミ箱)に持って行くことになります。

その場の床に置いて手を洗うという想像が、どうしてもうまくできませんでした。

手がいっぱいで帰宅するのは、私だけではありません。

子どもだって、ランドセルや習い事の鞄、友達の家に持って行った手提げかばん、ム太郎(夫)も大きな仕事鞄を持って帰ってきます。

それを一旦、床に置いて、そしてそのまま玄関に放置…

なんてされたらたまりません(ŎдŎ;)

②手洗い後にまた荷物に触る

ファミリークローゼットが、家の奥にある我が家。

上着などの衣類、カバンなど身支度をするものが全部そこに収納されています。

例え手洗いを玄関でしたとしても、その後、再び荷物を持ったり、上着を脱いでファミリークローゼットへ…。

ウイルスを減らすためにせっかく洗った手に、再びウイルスがつくのでは?!という心配もありました。

③各部屋のドアが全開

我が家は全館空調のため、各所のドアを全開にしています。

そのため、洗面台に行くのには玄関ホールのドアを一枚開けるだけでたどり着けます。

あまり部屋の色々なところを触らなくても、直行できるという点でも、玄関に手洗いがある必要性を感じなかったというのもあります。

④来客が少ない

来客が家に上がってもらう前に、手を洗ってほしいという理由で、玄関に洗面を考える方もいますが、我が家は来客はほとんどありません。

中まで上がって来るのは、気の知れた人たちだけなので、部屋の奥にある洗面台に案内することは苦ではありません。

脱衣所とは別の独立洗面台なので、そういう点からもあまり気にならないです。

⑤水回りを集めるため

南側玄関の我が家。

北側にトイレや洗面所、お風呂など水回りが集まっています。

玄関に洗面を作るとなると、配管をそこまで引っ張らなくてはいけません。

余分な費用をかけないためにも、修理の時を考えても、水回りを一か所にまとめたかった我が家にはあまり向かない間取りでした。

⑥子どもがある程度大きくなっていた

子どもの年齢も影響しました。

公園で遊んで、泥だらけになるような年齢だと、泥のついた手で家中を触られるのはちょっと…💦

そのため玄関に手洗い場があれば便利だと感じたかもしれません。

でも、我が家が家を建てた頃には、すでに子ども達は泥んこ遊びをするような年齢ではありませんでした。

もし、小さかったとしても、外水栓があればそこで洗ってから、家の中に上がってもいいのかなとも思いますけどね。

玄関手洗いをなくしてみた感想

玄関手洗い無しでよかったこと

掃除の手間が減る

洗面ボウルの数が増えないので、掃除をする手間が減ります。

特に玄関用の洗面ボウルは、小さい物を選ぶ家が多く、水の飛び散りを後悔する家もあるようです。

水回りをまとめやすい

お風呂、洗面、キッチン、トイレなどがまとまっていた方が、水道を通す配管が短く済みます。

玄関の隣にそれらがまとまっている間取りは少ないので、どうしても玄関の水栓だけ孤立しがちです。

むしろ玄関側にまとめられるのであれば、玄関手洗いと洗面所を兼ねられるので、一番理想の形だなと思います✨

その分を玄関収納に使える

玄関に洗面台を作らなかった分のスペースは、玄関収納として使うことができます。

玄関は色々としまうものがあるので、収納は多いに越したことはありません。

コスト削減

洗面台を作らない分、費用は安くなります。

配管を一本増やし、見栄えの良い手洗い器を設置すると、約10万~25万程度かかります。

玄関手洗い無しで悪かったこと

子供の手洗い習慣をつけるのが大変

荷物置いてから、パッと手を洗ってくれたらいいのですが…

下の子は、それを守れず家の中をウロウロすることもあります。

そんな時には、小さい子が手洗いを習慣とするには、玄関にあったら良かったのかなと思います。

クエ美

でも、そんな時期もあっという間に過ぎて、いずれ習慣化するはず!!
少しの我慢です。

玄関手洗いを作る事を検討した方がいいお家

玄関の収納を大きく取る余裕のある家

玄関に上着や荷物を収納するスペースが取れる家は、玄関手洗いを作ってもいいのかなと思います。

帰宅した時に荷物や上着を先に降ろせば、洗う手も空きますし、手洗い後にその荷物を触ることもありません。

室内にばい菌や汚れを持ち込まないので、とても清潔です。

小さい子どもがいる家

汚れを一番持ち帰ってくるのは子ども。

部屋の中をべたべた触る前に洗ってもらえるのはとても助かります。

一旦室内に入ると自由に駆け回ってしまう子どもも、玄関の動線上にあると、手洗いの習慣がつきやすい気がします。

掃除好き

洗面ボウルや床に飛び散った水を掃除するのが手間だと感じない人は、向いているのではないかと思います。

小型の洗面台はインテリアとしてもおしゃれですし、鏡や小物にこだわればオシャレな手洗い場を作る事ができます。

来客が多い

来客が多かったり、身内や友人以外の来客があるお家は、部屋の奥にある洗面所に通さなくて済むので、玄関で手を洗ってもらえてとても便利だと思います。

コロナ禍であっても、なかなかこちらから「手を洗ってください」とは言い出しにくいものですよね💦

玄関など目につくところにあったら、促しやすいのかなとも思ったりします。

最後に…

今日は、我が家が玄関手洗いを作らなかった理由について書きました。

人気だから、コロナだから、で飛びつくのではなく、自分の生活動線や家族構成(子どもの有無)の状況を考えることが大切だなと改めて思った場所です。

皆さんも『玄関手洗い いる?いらない?』じっくり検討してみて下さい。

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