こんにちは。クエ美です。
今日は、栗のおいしさを丸ごと味わえる『栗の渋皮煮』のレシピを紹介したいと思います♪
栗の渋皮煮は、一見難しそうですが
作業は意外とシンプルで初心者さんにも挑戦しやすいスイーツです。
時間はかかりますが、美味しく作るためには下処理の作業は欠かせません!
時間をかけて丁寧に行いましょう。
そうすることで、渋みがなく、口当たりの良い栗の渋皮煮が出来上がりますよ。
栗の皮むき
栗の皮むきには諏訪田製作所の『栗くり坊主Ⅱ』を使いました。
これを使えば、皮剥き作業がとても早く、しかも包丁を使うよりも安全に剝くことができます。
栗くり坊主についてはこちらの記事に書いています↓↓
まず、皮を柔らかくするために、栗を水に2時間以上(できれば半日)つけておきます
※写真はたくさんありますが、渋皮煮に使ったのはこのうちの10個です
ギザギザの刃を栗に差し込んだ後、鬼皮を刃でつまみ、引っ張ると渋皮だけを残して剥くことができます。
渋皮に傷がつくと、煮崩れやすくなるので
傷がつかないように丁寧に剥いて下さいね
栗の渋皮煮レシピ
〖材料〗
栗(鬼皮を剥いたもの) 10個
重曹 小さじ1×3回分
砂糖 栗の重さの半分
(今回下処理後の栗の重さが160gだったので、80gの砂糖を使用しました)
〖作り方〗
① 鍋にたっぷりの水を沸かし、重曹小さじ1をいれます
その中に、鬼皮を剥いた栗を入れて10分間茹でます
② 茹で終わったら、ボウルにザルを置いて鍋の湯を切り、ボウルのお湯と流水を混ぜるようにして、徐々に栗を冷やしていきます
③ ①と②を3回繰り返します。
④ お鍋にお湯を沸かし、最後に重曹の入っていないお湯で、栗を5分間茹でます
⑤ ②と同じように流水で冷ましたあと、竹串を使って繊維質をとっていきます
丁寧に取り除いておくと、仕上がりがとても綺麗です
⑥ 栗の重さを計り、その50%の量の砂糖を用意しておきます
栗は小鍋に入れて、水をひたひたに入れておきます
(栗が1段で並ぶ大きさの鍋を使用してください)
⑦ 計った砂糖の半分を⑥の小鍋に入れ、火にかけます
栗に甘みを入れるために、2回に分けて砂糖をいれます
⑧ 沸騰したら、残りの半量の砂糖を入れて落し蓋をし、弱火で20分煮ます
⑨ 20分経ったら火を止めてそのまま冷まし、味を染み込ませたら完成です
出来上がった栗の渋皮煮は、そのまま食べても👌👌
スイーツのトッピングに使用してもいいですね♪
●栗の皮むき専用のはさみ『栗くり坊主』はこちら
●水切りに使用しているザルはこちら
最後に…
今日は、『栗の渋皮煮』のレシピを紹介しました。
栗の渋皮煮は、渋皮の処理が味の決め手!!
あく抜きや繊維取りの作業を丁寧にやるかどうかで、仕上がりも味も全く違ってきます。
ゆっくり時間をかけて下処理すれば、柔らかい渋皮と栗の甘みを存分に味わうことができますよ♪
栗が手に入った時はぜひ作ってみて下さい(^_-)-☆