2階にトイレを作って後悔はない？トイレを２つ作るメリットとデメリットとは

こんにちはクエ美です。

家を建てるにあたり、「トイレ」は意外と後回しにされがちな場所です💦

ところが、生活とは切っても切れないもので、その場所や個数というのはとても重要なポイントになってきます。

我が家は、トイレを主な居住スペースである１階にのみに設置するのか、１階と２階の両方に設置するのかとても悩みました。

最終的に1階と2階それぞれ1か所ずつ設置しましたが、現在使用していて、やっぱり2か所に作って良かったと思うことがたくさんあります。

今回は、トイレを2か所作って良かったこと・悪かったことを紹介、そしてトイレを2か所作った方がいいのはどのようなお家なのかについて考察してみたいと思います。

まずは我が家はトイレの紹介

我が家は１階と２階の２か所にトイレがあります。

１階にリビングなどの共用スペースがあるので、家族は主に１階を使用しています。

そして、２階は個室やキッズスペースがあるので、夜間や来客があった時などに要時使用しています。

1階トイレ

１階は見た目と清掃性を重視して、タンクレストイレを選びました。

高さがないので、トイレが広く感じられます。

また、便器のサイドに凹凸がないため掃除の時も楽に拭くことができます。

2階トイレ

２階は災害時にも使用できるようにタンクありのトイレを選びました。

上部に手洗い器がないタイプで、タンクの中は汚れにくくなっています。

足元に凹凸が多く、清掃性についてはいまいちです。

トイレを2つ作った場合のメリットとは

①トイレのタイミングが重なっても大丈夫

人は体内メカニズムにより食後、特に朝食の時にトイレを催すことが多くなっています。

家族が一緒に朝食を摂る場合は、排便のタイミングが重なることが多く、トイレが1か所しかないと取り合いになってしまうことも💦

トイレを我慢するのはとても辛いので、行きたい時にサッといけるように複数個あるのはとても助かります。

②夜中のトイレに1階まで降りなくていい

1階にしかトイレがない場合、トイレに行くために階段の上り下りが必要になります。

寝ぼけたまま行くのは、転倒などの危険がありますし、かといって、しっかり起きて行くとその後の寝つきが悪くなることも💦

寝室と同じ2階にトイレがあれば、夜中のトイレにもサッと行って戻って来れるので、体への負担はとても少ないです。

さらに、子どもがいる家庭の場合、子どものトイレにも付き添わないといけません。

トイレが寝室の近くにあるだけで負担は随分と軽減されます。

また、寝室から近いために、子どもだけで夜間にトイレに行けるようになった時期も、とても早かった気がします。

③片方のトイレが壊れても大丈夫

水回りのトラブルは経年に伴いよくあることです。

しかも、徐々に悪くなるばかりでなく、突然使えなくなることもあるというのが困ったところ。

もし、片方のトイレが壊れても、もう片方のトイレを使うことができるというのは、2か所にトイレがある事のとても大きな安心ポイントです。

④災害時にも使用できる可能性がある

トイレは故障で壊れるばかりでなく、災害により使用できなくなることもあります。

我が家は断水などにより、タンクレストイレを使用できないという状況を避けるため、2階のトイレはタンクありを選びました。

災害時にトイレが使えないのは不安もとても大きいですし、災害大国の日本に住んでいる限りは考える必要のある事かなと思っています。

⑤子供の友達が遊びにきても困らない

2階のキッズスペースや個室の側にトイレがあると、子どもの友達が遊びに来た時にその2階のトイレを使ってもらうことができます。

我が家の1階トイレは、LDKを通り抜けないと行くことができない場所にあります。

トイレのたびにリビングをウロウロされるのも気になるので、2階トイレを来客用とできることはとてもメリットに感じています。

⑥感染症対策

トイレが2か所あって良かったと思ったのは、家族が感染症にかかった時。

コロナウイルスやノロウイルスなどの家庭内感染を防ぐため、感染者と非感染者でトイレを分けることができたのはとても良かったなと思いました。

特に、自分が感染者になった時は、使用後の洗浄や消毒をする余裕がないですしね(^^;

トイレを2つ作った場合のデメリットとは

費用が高くなる

トイレ本体だけでも、15万円～30万円ほどかかることが多いですが、それに加えて配管工事などもお願いしないといけないので、合わせれば費用は高額になります。

家づくりでは、様々な希望を詰め込み、予算オーバーになることも多いので、他の希望との兼ね合いで、トイレを削らないといけなくなる可能性もあります。

トイレ掃除の場所が増える

トイレの場所が増えるということは、必要なトイレ掃除の場所も増えることです。

特に2階のトイレは、上まで掃除しに上がるのが面倒だなと思うこともしばしばあります。

ただ、使用頻度の低い2階のトイレは、1階ほどは汚れていないことが多いです。

そのため、労力が単純に2倍になるわけではないということが唯一の救いです。

トイレが2か所あった方がいいお家とは

当てはまるものが多い場合は、トイレを2か所作っても後悔しないのではないかと思います。

我が家は、子どもがいるので夜間のトイレに1階まで付いて行かなくて良くなり、かなり負担が減ったなという感じがします。

また、食後に必ずと言ってもいいほど便意を催す家族が複数いるので、1つしかなかったら困っていただろうなと思っています。

トイレが1か所でいいお家とは

それほどトイレ（特に大の方）の回数が多くなく、家族とタイミングが重なっていない場合は、無理に2か所も作らなくてもいいのかなと思います。

その方が掃除の負担も減りますし、費用の削減にもなることは間違いないです。

最後に…

今回は、トイレを2か所に作った我が家が考える、トイレを２つ作るメリットとデメリットを紹介しました。

1か所でも生活はできますが、子育て中の我が家では、2か所あることで助かった場面がとても多くありました。

トイレの数で迷っておられる方は、現在の、そしてこれからのライフスタイルに合わせて検討していただければと思います。

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