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家づくりのコツ

セラミックトップキッチンのデメリットとは。高額でも選んでよかったと思える理由を紹介

こんにちはクエ美です。

我が家のキッチン、私がこだわったのは『天板』です。

我が家はセラミックトップにしました。

セラミックの特徴と言えば…

  1. 熱に強い
  2. 傷がつきにくい
  3. 汚れにくい

お手入れのしやすさと耐久性の高さが魅力です。

とは言え、人工大理石が主流の現在、まだまだ高価なのも事実💦

金額を上乗せしてでも、セラミックトップをわざわざ選ぶ価値が本当にあるのか?

今日はセラミックトップを実際に使用してみたレビューを紹介したいと思います。

私がセラミックトップに決めた経緯

セラミックキッチンを使用する前は、10年以上、ステンレス製のキッチンを使用してきました。

使い勝手はいいのですが、やはり気になるのは、使用年数が経つに従い細かい傷がつき、天板全体が曇ってくること。

それから、調味料を置いていた所のもらい錆びです。

経年劣化を痛感し、10年、20年と使うキッチンだから、長く綺麗に使えるものにしたいという思いがありました。

そんな思いで新築のキッチン巡りを始めた頃、最近は人工大理石や人造大理石が普及していることを知りました。

その見た目のお洒落さからキッチン天板の主流になってきているそうです。

キッチン巡り当初は、比較的安価でデザイン性に優れる人工大理石のキッチンもいいな!と思っていました。

ところが😨

たまたまお邪魔したお家で、キッチンの人工大理石が変色しているのを発見💦

そこのお家は、まだ築数年で決して古くはありませんでしたが、それでも天板に少し黄ばみがあったことに衝撃を受けました。

毎回料理の後に、メラミンスポンジ等を使って掃除していれば、もしかしたら綺麗な状態を保てるのかもしれませんが…

それを自分にできる自信もなく^^;

キッチンの天板は、お手入れが楽なものを選びたいと思うようになりました。

  • ●耐久性
  • ●お手入れのしやすさ

この2つを重視した時に候補に挙がったのが『セラミックトップ』でした。

セラミックトップ、リクシルとクリナップを比較

私がショールームを見に行ったキッチンメーカーはクリナップ、リクシル、TOTO、タカラスタンダードの4社です。

その中でセラミックトップが選べた商品は以下の3つ(2社)でした。

  • リクシルの『リシェルSI』
  • クリナップの『セントロ』
  • クリナップの『ステディア』

作っている会社は違いますが、同じ素材なので、性質はほとんど変わりありません。

選べる色の種類は異なり、以下の通りでした。

  • リクシルの『リシェルSI』は5種類
  • クリナップの『セントロ』は7種類
  • クリナップの『ステディア』は4種類

クリナップのセントロを選ぶと、より色の選択肢が広がります。

リクシルとクリナップのセラミックで、1つ違う点を挙げるとすれば…

それは、‟触り心地”です。

これは、実際にショールームで触ってみたらわかると思います。

リクシルのセラミックトップは、ザラザラとしていて、まさに陶器という質感です。

一方、クリナップのセラミックトップは、凹凸がそれほど大きくなくツルっとしています。

これは好みにもよりますが、私は調理中に腹部がキッチンに当たっていることが多いので、ザラザラした質感は服が擦れて、もけもけになるような気がしてとても気になりました。

その点ではツルっとした質感のクリナップの方が好みでした。

セラミックトップのデメリット4つを紹介

実際にセラミックトップを使用してみると、ショールームで見ただけでは分からなかったデメリットがいくつかありました。

セラミックトップのデメリット

①食器が割れそう

食器をセラミックトップの上に置いた時、その衝撃音がとても大きいです。

慣れるまではびっくりしました。

子どもがご馳走様をしてキッチンに食器を運んできた時も、何となく気を使います。

自分が置くときも食器が割れるのではという変な緊張感があります(^^;

クエ美

おしとやかな人になりたいものだね

②お皿を引きずった時の音が大きい

以前までのクセで、奥に置いてあるお皿や食品を、手前に引きずって持ってきてしまうことがあるのですが、その時の音もとても大きいです。

天板は大丈夫かもしれませんが、お皿が傷つきそうで💦

気をつけています。

クエ美

おしとやかな…(以下同文)

③欠ける可能性

セラミックトップ自体が欠けてしまったという話は、ハウスメーカーの方と工事の方の2人から聞きました。

1つ目は、セラミックトップの角のあたりに、上から重たい物を落としてしまい、欠けてしまったというもの。

もう1つは、食洗器から食器を出すときにセラミックトップの下側に頻繁にあたり、その部分が角が欠けたというもの。

比較的硬度の高いものではありますが、台から飛び出ている角部分は特に注意が必要です。

④価格

セラミックトップは、他の天板に比べると、格段に高額です。

例えばクリナップの場合ですが、私がキッチンを検討していた時は選ぶ天板によって以下のように価格に違いがありました。

アクリルストーンワークトップ(リソッド)の金額を標準とした時の金額差↓

アクリストン(パウダー)+32,000円
アクリストン(カリーザ)+72,000円
ステンレス+32,000円
コーリアン+75,000円
セラミック+360,000

驚きのクエ美

ゼ、ゼロが一つ多い…

セラミックトップのメリット3つを紹介

続いてメリットを紹介していきます。

先にデメリットを色々と書きましたが、セラミックトップを選んで後悔しているのかと言われると、そうではありません。

実際に使ってみて、私の中ではメリットがデメリットを上回りました。

セラミックトップのメリット

①日々の使用がストレスフリー

とにかく、毎日の使用が手間要らず!

調理中も、お手入れも、ストレスフリーがメリットです。

具体的には以下の3つ。

1.お手入れ簡単

調味料をこぼしても染み込みにくくなっています。

水で濡らしたタオルでササっと拭くだけで、十分綺麗に落ちますし、汚れも目立ちません。

2.耐熱性

調理中は、いくつもの鍋やフライパンを使って料理することがあるので、コンロから退けるために、ついつい天板に熱い調理器具を置いてしまいます。

電子レンジで熱々に加熱したものも、とりあえず調理台に置くので、置き場所を気にすることなく使えるのは、大変助かります。

3.傷がつきにくい

物を置いたり、包丁を使った時にできる傷が全く目立たないのも、使いやすさの1つです。

食後の果物のカットくらいなら、まな板なしでできます。

むしろセラミックトップの方が強すぎて、包丁の方が欠けることがあるそうです(^^;

②おしゃれな空間を作れる

我が家のキッチンは、腰壁のないオープンキッチンタイプ。

そのため、パッと見える視野の大部分をキッチンが占めています。

私はインテリアのセンスがある方ではありませんが、それでもそれなりにまとまった空間に見えるのは、きっとこのセラミックトップのおかげです。

重厚感もあり、LDK空間をおしゃれに演出できます。

③子どもとの料理にストレスがない

我が家では、私が料理をしていると、子ども達も手伝いたがることがあります。

包丁などによるケガにも気を使うのに、

「天板を傷つけないで!」

「熱い物を置かないで!」

と設備にまで神経を張り巡らせている余裕がない!というのが正直なところ…。

耐熱性・耐久性のあるセラミックになってからは、そんなことを気にせず料理ができています。

クエ美

子どもとの料理は、ストレスなく楽しみたいよね!

セラミックの費用対効果

結果、高いお金を出してまでセラミックトップにする意味があったのかという話ですが…。

よく言われているお手入れのしやすさや耐熱性・耐久性などの扱いやつさから、もちろん採用したメリットはあると思っています。

それに加えて、セラミックトップがあるだけでキッチンが映えるというインテリア性という観点はまさにお値段以上の働きをしていると思っています。

つまり

  1. 毎日のキッチンリセットにかかる時間と手間
  2. 部屋を飾るインテリア用品の購入

これらが省けると考えれば、セラミックトップを選んでかかった+約30万は

頑張って働こうかなという気持ちに私はなりました。

クエ美

30年使ったとして、年に約1万円ですからね♡

最後に…

キッチンの天板は、私の中で1番こだわった場所です。

金額面では正直迷いましたが、天板については最終的には価格ではなく、理想を追求しました。

実際に出来上がったキッチンを目の前にして、「あ、やっぱり選んでよかったな」というのが率直な感想です。

料理は、私の生活には切っても切れないものなので、自分の思い描いた空間で料理ができることに、毎日とても幸せを感じます。

キッチンを悩んでいる方は、セラミックトップに関わらず、ぜひ自分の一番こだわりたい部分を妥協せず、後悔のないキッチン選びをしてもらえたらなと思います。

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