こんにちは。クエ美です。
皆さん、エビフライの尻尾って食べますか?
私は、もちろん食べる派です😋
ぷりぷりの後の、バリバリがたまらーん♪
そんな、エビフライの尻尾が大好きな私でも、
胴体部分の殻まで食べようと思ったことはありません。
というか、食べれると思っていませんでした。
でも、エビの殻は今日から
食べようかなと思います。
なぜなら、大事な栄養素がいっぱいだから♡
今回は、『エビの殻を使った料理』に挑戦‼
子どもも大好きで食べやすい
“ふりかけ” を作ってみたいと思います♪
エビの殻に含まれる栄養素はどんなもの?
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、
- エビやカニといった甲殻類の殻
- タイ・サケ・マスなどの魚肉
- いくら・すじこなどの魚卵
などに多く含まれている赤色色素です。
キチン
キチンは、エビ・カニなどの甲殻類やきのこの細胞壁などに多く含まれる不溶性の食物繊維。
免疫力アップ、コレステロールの上昇を防ぐなどの効果が期待されています。
カルシウム
カルシウムは、人の体の中に最も多く存在するミネラルで、骨や歯の主要な構成成分になる他、筋肉収縮、神経興奮の抑制などに関与しています。
日本人のカルシウム摂取量は、推奨量(成人1人1日当たり、男性で700mg~800mg、女性で650mg 5))に比べて不足気味。
積極的に摂りたい栄養素です。
エビのふりかけレシピ
〖材料(約50g)〗
エビの殻 10匹分
(殻と尻尾で約25gでした)
じゃこ 15g
胡麻 5g
青のり 小さじ1
塩 お好みで
〖作り方〗
① エビの殻をフライパンで乾煎りします
エビの殻が赤くなり、香ばしい香りがしてきます

② エビが乾いたら、じゃこを加えてさらに煎ります

③ じゃこの水分が飛んで、カラッと乾いたら、火を消して粗熱が取れるまで置いておきます
④ 粗熱がとれたら、ミキサーにいれて、細かくします


⑤ 最後に胡麻と青のりを混ぜたら完成です

※お好みで、塩を入れて味付けしてください
最後に…
海老の殻には、
・アスタキサンチン
・キチン
・カルシウム
と体に大切な栄養がたくさん。
捨てているなんてもったいない‼
これからは、エビ料理のあとは、殻まで食べて、エビの栄養を丸ごと食べようと思います。
エビふりかけは、ご飯にふりかける以外に、お好み焼きにかけたり(胡麻はなしの方がいいかもしれません)、卵焼きに入れたり、スープのだしに使ってもいいですね!
エビを調理するときの腹ワタの取り方についてはこちらをどうぞ↓↓

参考文献
1) Jyonouch H,Zhang L,Gross M,Tomita Y : lmmunomodulationg actions of carotenoids.enhancement of in vivo and in vitro antibody production to t-dependent antigens.Nutr Canⅽⅽer,21:47-58,1994.
2) 楊志博,他:ストレス負荷マウスにおけるがん転移促進に対するアスタキサンチンの抑制効果.日本栄養・食糧学会誌,50:423,1997.
3) 永井克也,他:EffeCt of astaxanthin on daily rhythm of locomotor activity in rats.第74回日本薬理学会講演要旨集,2001.
4) 山下栄次:オキアミ由来アスタキサンチンの色素沈着抑制効果.Fragrance Journal,14:180-185,1995.
5) 日本人の食事摂取基準(2020年版)日本人の食事摂取基準 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)