おはようございます。クエ美です。
今日のム太郎弁当です。

本日のお弁当メニュー
- しば漬けちらし寿司
- ブリの塩焼き
- 人参と大根の煮物
- かぼちゃサラダ
- 豆苗ともやしとササミの中華サラダ
魚の塩焼きって、一見シンプルですが、実は味を決めるのが難しい料理ですよね。
適当に塩を振ったら、食べる場所によって味の濃さが違ってた!
皮目はしっかり味があるのに中の方に味がない!
などなど、私の失敗は数知れず…💦
そんな時に思いついたのが、塩焼きの時にも下味をつけること。
先に下味液に漬けておくことで、味が均一になり、中までしっかり味が染みた魚の塩焼きが出来上がります。
今日はブリを塩焼きにしましたよー。
ブリの塩焼きレシピ

〖材料〗
ブリ 3切
★白だし 大さじ1
★みりん 大さじ1
★酒 大さじ1
塩 少々
小麦粉 適量
〖作り方〗
① ブリをビニール袋に入れて★の調味料を入れて揉みこみ、15分くらい置いておきます
調味液に浸すことで、浸透圧により魚の中から臭みのもととなる成分が出てきます。
漬け込み時間が長すぎるとうまみ成分まで出て行ってしまうので注意してください。
下味もついて一石二鳥です!

② 15分経ったら、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取ったあと、両面に塩を少々振りかけます

③ 小麦粉を両面に薄くまぶします
小麦粉をまぶすことで、ブリの旨味や水分を閉じ込め、パサつきを抑えることができます。
ただし、まぶしすぎるとダマになるので、まぶした粉は叩いて落としてから焼いて下さい。

④ フライパンに少量のサラダ油(分量外)を熱し、③を乗せて中火で焼きます
この時、出来上がってから表にする面から焼いていきます

⑤ こんがり焼き色がついたら裏返し、弱火にして蓋をしめ、蒸し焼きにします

⑥ 数分焼いて、中まで火が通れば完成です
最後に…
今日は、臭みなし!パサつきなし!味付けの失敗なし!のブリの塩焼きを紹介しました。
ポイントは次の3つです。
ポイント1 ブリを調味液に漬けておくこと
浸透圧の影響で、魚の臭み成分が外に出て行ってくれます。
また、塩分を含む液体に浸けているので、必要以上に水分が出て行かずしっとり仕上がります。
ポイント2 調味液に白だしを使用すること
塩水でつけるより、だしの旨味や他の調味料の味がしっかり染み込みます。
薄いところや濃いところ、中に味がないということもなく、味がばっちり決まります。
ポイント3 小麦粉をまぶすこと
小麦粉に覆われていることにより、焼いている時の水分の流出が防げるので、パサつきません。
いかがでしたでしょうか。
それほど難しくない工程ですが、やるのとやらないのとでは、仕上がりの味が全然違います。
今日はブリで作りましたが、他の魚にも応用できるところもあるので、美味しい塩焼きを目指してぜひお試しください。
ほな、今日も元気にいってらっしゃーい!