こんにちは。クエ美です。
ある時、ふと見ると、幼稚園児の下の子の前歯が茶色い。
気になって、歯ブラシでゴシゴシするけど、やっぱり茶色い。
しかも、日がたつにつれて、だんだん濃くなっているような。
ちゃんと磨けていないのかな??
それとも…まさか虫歯になりかけてる?!
今日は、3か月に1回、定期的にクリーニングに行っている歯医者さんで、歯が茶色くなってことを相談してきた時のお話です。
歯がどんな風に茶色くなっていたか
これが、歯医者さんにかかる前の、子どもの歯の写真です。

こうして見ても、前歯の外側全体が、結構茶色くなっています。
上の前歯や、歯茎の近くは特に色づいています。
歯が茶色くなった原因。そのままでも問題ないのか
結論から言うと、歯医者さんに診てもらった結果は、虫歯ではありませんでした。
色素の着色によるもので、すぐにどうしないといけないというわけではないようで、いつものクリーニングをして、治療は終了でした。
着色の原因で考えられるものとして、次のような説明がありました。
- 色の濃いものを飲食しているため
チョコレートや、ココア、麦茶、ウーロン茶、緑茶など、ポリフェノールやタンニンを含むものをよく口にしていると、着色により歯が茶色くなることがあります。
この場合は、食べ物が触れやすい、歯の内側が着色することが多いです。
食べ物や飲み物による汚れは、日常の中でなかなか避けられるものではないので、気になるなら、定期的に歯医者さんでクリーニングするという程度でもいいです。 - 子どもの歯は、でこぼこしていて汚れが溜まりやすい
乳歯は、永久歯と比べ、歯の溝が深いので、磨き残しが多くなりがちです。
するとそこに汚れが溜まって着色していきます。
この場合は、溝のある奥歯への着色が多いようです。
虫歯に進行する場合もあるため、注意が必要です。 - 口内の乾燥
口の中が乾燥すると、唾液により汚れを洗い流す効果が弱くなり、着色汚れがそのまま残りやすくなります。
この場合は、特に渇きやすい歯の外側に着色することが多いです。 - 歯磨きが足りない
歯磨きの頻度が少ないと当然のことながら、汚れが溜まって、着色しやすくなります。
汚れが付着する前に、こまめに歯磨きをして汚れを落とすことが大切です。
ただし、乳歯の表面は、永久歯より柔らかいので、研磨材入りの歯磨き粉で強くこするのは控えた方がいいです。
クリーニング後の歯はどうなったか
これが、いつものクリーニングをした後の写真です。

ところどころ、まだ茶色いのが付着していますが、クリーニングでだいぶ綺麗になりました。
本当は、もっと綺麗にしようと思えば、研磨作用のある『エアフロー』というのをすれば、ピカピカになるようです。
エアフローは、細かな粒子状のウォータースプレーを吹き付けて、こびりつきを落としてくれるものです。
幼稚園児の下の子の方は、やったことがなかったので、歯科衛生士さんから「無理せずに、嫌がったらやめましょう」と言われ、挑戦してみました。
…が、やった瞬間、本人からストップの合図の手が速攻で上がり、できずに終了になりました。
後で本人に聞いてみたら、
「しょっぱかったから~。」と言っていました。
これで、無理をして続けて、歯医者さんが嫌いになっても困るので、できる年齢になれば、またやったらいいかなと思っています。
今後気を付けられること
今回の歯のクリーニングで、とりあえず、見た目は気にならなくなりました。
ただ、歯医者さんの説明で気になることが…。
着色の原因として挙げられていた『口内の乾燥』には、私は思い当たる節がありました。
実は最近、子どもたちが、口をポカーンとあけていることのがとても目につきます。
テレビを見ている時、工作や塗り絵など何かに集中している時、もちろん寝ている時も…。
今までと変わらない食事や飲食の内容で、ここ最近になって、着色がひどくなったのは、口呼吸による口内の乾燥が一つの原因ではないかという気がしてきました。
口呼吸は、今回のような、着色がひどくなるだけではありません。
口が開いた状態が続くと、舌の位置がだんだんと下がっていき、歯や顎へかかる力のバランスが崩れ、歯並びが悪くなる原因にもなります。
小学生の上の子が、その口呼吸が原因でかはわかりませんが、歯並びに不安なところがあります。(この話については、また後日書く予定です)
今後は、気づいたらその都度、口を閉じるように言って、少しずつお口を閉じることを意識させたいなと思います。
そして、もちろん、歯についた汚れを溜めないように、歯磨きもしっかり続けて行きたいです。
研磨材入りの歯磨き粉を使えば、一時は綺麗になるでしょうが、子どもの柔らかい歯にはあまり良くないということだったので、今は歯医者さんで購入したこの歯磨き粉を使ってます。

低発泡、低研磨、スースーした感じが少ないので、子どもたちも嫌がらずに続けられています。
他にも、グレープ味とアップル味があります。
乳歯はいずれ抜けてしまう歯ですが、次に生えてくる永久歯がきちんと生えてこれるように、できることはやっていきたいなと思っています。